現在公開中の作品一覧(首都圏)

★★★★☆「つぐない」
 ★★★★「4ヶ月、3週と2日」
 ★★★★「マイブルーベリーナイツ」
 ★★★☆「モンテーニュ通りのカフェ」
 ★★★☆「マンデラの名もなき看守」
 ★★★☆「愛おしき隣人」
  ★★★「ブレス」
  ★★★「ノーカントリー」
  ★★★「ランジェ公爵夫人」
  ★★★「王妃の紋章」
  ★★★「フィクサー」
  ★★☆「I'm not there.」
  ★★☆「There Will Be Blood」
  ★★☆「ミスト」
   ★★「チャーリーウィルソンズウォー」

今後は「インディジョーンズ」「JUNO」「イースタンプロミス」ほか

2008年01月30日

メルマガVol.763「シルク」★★

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☆ ★ ☆  映画のなかの人生、映画のような人生。 ★ ☆ ★
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【映画とは、人生を2時間で切りとるもの】
映画が魅せる、人間のやさしさ、弱さ、強さを、いっそう鮮烈に、
そしてもっと映画を観たくなる、ひと味違うメールマガジン。


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  Vol.763「シルク」★★           2008.1.23(水)
 ̄            ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  【1】STORY
   養蚕業者に頼まれ、仕入れのために遥か日本へ渡った若者。
   そこで美女に出逢い、彼は帰国後も日本が恋しいまま…。

  【2】Michelin
   日劇PLEXほか、各地のシネコンにて。空いています。

  【3】Review
   原作の映像化に過ぎず、リアリティに欠けた展開は興ざめ。

  【4】Column
   出逢うすべての美しい人と、恋に落ちることはできない。

_______________________________________________________Silk

渡辺謙、真田広之、役所広司と、日本の俳優がハリウッドに進出し、
日本が題材の映画や、ホラー映画も話題となってきた今日この頃。
作り手も、演じ手も、もはや国際的な舞台を意識していますね。
この映画も、日本を絡めたヨーロッパのラブストーリー、ですが。

<オフィシャルサイト>
http://www.silk-movie.com/


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┃1┃ STORY (観ていないあなたへ)
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業者に頼まれ、フランスから日本へと蚕の仕入れに向かった若者。
遠路はるばる訪れた先で、彼は思わぬ美女に出逢い、戸惑う。
帰国後も彼女が忘れられず、新妻もそんな彼に気がついていた。
幕末の動乱が伝わるなか、彼は強引に再訪日を決意するのだが。


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┃2┃ 上映館ミシュラン (観ていないあなたへ)
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日劇PLEXほか、新宿、豊洲、六本木などのシネコンで上映中。
そんなに混んでいないでしょうから、
お好きなところで、ご覧下さいませ。

▼有楽町 日劇PLEX
11:05/13:35/16:20/19:00/21:30〜23:35(終)

▼新宿 新宿バルト9
10:10/14:20/16:40/19:00/21:20〜23:20(終)
1/26(土)〜 時間は直接劇場へお問い合わせ下さい

▼豊洲 ユナイテッド・シネマ豊洲
〜1/25(金) 11:00/13:30/15:45/18:30/21:00〜22:59(終)
1/26(土)〜 時間は直接劇場へお問い合わせ下さい

▼六本木 TOHOシネマズ 六本木ヒルズ
9:25/11:50/14:20/16:50/19:20/21:55/24:35/27:10〜29:15(終)
1/26(土)〜 時間は直接劇場へお問い合わせ下さい

▼品川 品川プリンスシネマ
1/24(木)〜1/25(金) 12:35/15:05/18:10/20:45〜22:45(終)
1/26(土)〜 時間は直接劇場へお問い合わせ下さい

▼お台場 シネマメディアージュ
〜1/25(金) 10:50/13:20/15:50/18:20/20:50〜22:50(終)
1/26(土)〜 10:50/13:15〜15:15(終)

▼渋谷 渋東シネタワー
11:30/14:00/16:30/19:00〜21:05(終)

▼東武練馬 ワーナー・マイカル・シネマズ板橋
〜1/25(金) 10:35/13:00/18:25/20:50〜22:50(終)
1/26(土)〜 時間は直接劇場へお問い合わせ下さい

▼豊島園 ユナイテッド・シネマとしまえん
〜1/25(金) 10:00/12:15/14:30/16:45/19:15/21:30〜23:29(終)
1/26(土)〜 時間は直接劇場へお問い合わせ下さい


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┃3┃ Review (観ていないあなたへ)
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【ポイント】★★

<内訳>
テーマ   :★
ストーリー :★
キャスト  :★★★
スタッフ  :★★★

>テーマ ★<
他人に横恋慕した夫と、それを見つめる妻という単純な物語。
最後の仕掛けはなかなかだが、残念ながら、それだけである。

>ストーリー ★<
リアリティが全くないので、観ていて人物たちを応援できない。
何で英語を喋るの?金銭はどうしたの?突っ込みどころが満載。

>キャスト ★★★<
マイケル・ピットはいつも優柔不断だな…。キーラ・ナイトレイ
もカワイイのだが、彼女が主人公だと気づくのは最後の最後。

>スタッフ ★★★<
ゆったりした時間をとり、映像美は徹底して追求されている。
そこに重なる坂本龍一の音楽も趣がある。この点はいいのだが。

>総評 ★★<
典型的な映画化の失敗なんですよね…。
きっと原作は、もっと面白くて感動的な気がします。

しかし、小説では、
読者の想像に任されていた場面も、
映画では、現実の映像でリアルに示される。

すると途端に、この物語の、
現実味のなさばかりが目につき、
主人公たちの心の流れよりも、
そちらが気になってしまう。

こんなに簡単に日本に着くの?
そんなに簡単に人の妻に横恋慕する?
帰国しても忘れられない?なぜ?なぜ?

この点に配慮して、物語を組み替えていかないと、
映画としては、成立しなくなってしまうんです。
でも多くの原作物が、この「挑戦」を避けて、
単なる映像化に終わり、間抜けな物語ができてしまうのです。

日本人たちも出てきてはいますが…
…この物語では、役者は誰も活きてこない。残念。


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┃4┃ Column (観おとわったあなたへ)
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この世には、星の数ほどの異性がいる。
街を歩いているだけでも、数えられないほど。

なかには、ふと振り返りたくなる美人もいる。
でも、次の瞬間には、もう忘れてしまっている。

もしも、この世ですれ違うすべての人と、
すべての魅力ある異性と付きあっていたら。
きっと、人生は幾つあっても足りないだろう。

しかし、それが見知らぬ国の誰かだったら。
ふと、知り合ってしまった誰かだったなら。
そしてお互いの気持ちに、気づいてしまったなら。

祖国フランスから、遥か彼方の日本へ。
そこで出逢った、見知らぬ誰かの妻。
見知らぬ美女の、曰くありげな視線に、
若者は思わず、目を奪われてしまう。

そして、彼女がくれた謎の手紙。
ひょっとして、彼女は、僕のことを。
若者は思い悩んだまま、祖国に帰る。

遥か遠い異国で出逢った、あの美人。
もう二度と逢えないかも知れない、
そんな不確かさが、若者の心を捉えてしまう。

母国には、美しい新妻がいて、
満たされた生活も、存在しているのに。
彼は不確かな恋の誘惑に負けて、
結果的に、多くのものを見失ってしまう。

財産を失うくらいなら、いいだろう。
名声を失うくらいでも、いいだろう。

しかし、それが本当に大切なものを、
傷つけ、失ってしまうことになったなら。
そのことに最後まで、気がつかなかったら。

それでも、人は美しい人に惹かれてしまう。
見知らぬ国の、見知らぬ人の、見知らぬ美しさ。

けれども、人はすべての人と、
恋に落ちるわけにはいかない。
人は恋を選び、そして選択は、
全うしなければならないのである。

2008/1/22 ユナイテッドシネマ豊洲にて。


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┃6┃ 次回予告 ほか
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その他、筆者からのお知らせなどなど。


★次回予告「28週後…」………………………………………………

まさか、と思いましたが、傑作「28日後…」の続編が登場。
お約束通りの3部作が予定され、今回はその第2部扱いになり。
ダニー・ボイルは製作総指揮、これはありがちな続編ものなのか?
でも、主演はロバート・カーライル。やる気はありそうな気も…。

で、次回もお楽しみに。次回は木曜の予定。
http://www.28weekslater.jp/


★今後の予定など………………………………………………………

金曜は「ヒトラーの贋札」の予定。
いまだに多くの映画が作られている、
ホロコーストですが、今回はなかでも特殊なケース。
収容所を利用して、ナチは壮大な犯罪を計画していたのです。
今年のアカデミー賞外国語映画部門のノミネート作品。
http://www.nise-satsu.com/

今後は、以下のような予定。
「スウィーニー・トッド」はジョニー・デップが、
オスカーにノミネートされましたね。内容は知りませんが。

一方で、リドリー・スコットが自信満々だった?
オスカー俳優揃い踏みの「アメリカン・ギャングスター」は、
ほとんどかすりもしませんでした。まあ、常連ばかりだからなあ。

「潜水服は蝶の夢を見る」はフランスの代表作品。
オスカー以外でも、いろいろと好評を得ているようで。
「エリザベス・ゴールデンエイジ」は、前作がケイト・ブランシェットの
出世作であり、今回もオスカーにノミネートされたようで。

ノミネートが発表されると、何だかんだといって、
アカデミー賞に関する話題が増えてくるものです。
というわけで、これからもお楽しみに。

「スウィーニー・トッド」http://wwws.warnerbros.co.jp/sweeneytodd/
「ハーフェズ ペルシャの詩」http://www.bitters.co.jp/hafez/
「フローズンタイム」http://www.frozen-time.jp/

「アメリカンギャングスター」http://americangangster.jp/
「ラスト・コーション」http://www.wisepolicy.com/lust_caution/
「ミスターロンリー」http://misterlonely.gyao.jp/

「歓喜の歌」http://www.kankinouta.com/
「潜水服は蝶の夢を見る」http://chou-no-yume.com/

「君のためなら千回でも」http://eiga.com/official/kimisen/
「エリザベス・ゴールデンエイジ」http://www.elizabeth-goldenage.jp/


★最新情報はブログにて!!…………………………………………

ブログには過去掲載作などがまとめて載っています。
http://filmandlife.seesaa.net/

※ 実はケータイからも同じアドレスでみられます。要Check!

ブログなら、かしこまったメールをすることもなく、
小さなコメントや、筆者へのリクエストを書き込めます。

また、筆者が映画を見終わった直後の感想や、休刊情報、
映画とは全く関係ない筆者の近況まで、いろいろ掲載中。
ぜひぜひアクセスしてください!!


★これまでのバックナンバー…………………………………………

バックナンバー、メルマガの紹介や登録関係などについては、
それぞれ以下のページをご参照くださいませ。

http://www.mag2.com/m/0000197069.html(まぐまぐ)
http://www.melma.com/backnumber_33635/(メルマ)

メルマのバックナンバーは、第1号から掲載されています。
ただし検索機能がついておりませんので、
ここ2年については、ブログの方が探しやすいと思います。
http://filmandlife.seesaa.net/(筆者のブログ)


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【映画のなかの人生、映画のような人生。】
 Vol.763 2008年1月23日
 発行者:Ak. http://filmandlife.seesaa.net/
 (C)2001-2008 Ak. All rights reserved.
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