現在公開中の作品一覧(首都圏)

★★★★☆「つぐない」
 ★★★★「4ヶ月、3週と2日」
 ★★★★「マイブルーベリーナイツ」
 ★★★☆「モンテーニュ通りのカフェ」
 ★★★☆「マンデラの名もなき看守」
 ★★★☆「愛おしき隣人」
  ★★★「ブレス」
  ★★★「ノーカントリー」
  ★★★「ランジェ公爵夫人」
  ★★★「王妃の紋章」
  ★★★「フィクサー」
  ★★☆「I'm not there.」
  ★★☆「There Will Be Blood」
  ★★☆「ミスト」
   ★★「チャーリーウィルソンズウォー」

今後は「インディジョーンズ」「JUNO」「イースタンプロミス」ほか

2007年11月27日

メルマガVol.745「ボーンアルティメイタム」★★★★★

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☆ ★ ☆  映画のなかの人生、映画のような人生。 ★ ☆ ★
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【映画とは、人生を2時間で切りとるもの】
映画が魅せる、人間のやさしさ、弱さ、強さを、いっそう鮮烈に、
そしてもっと映画を観たくなる、ひと味違うメールマガジン。


_                      _______
  Vol.745「ボーンアルティメイタム」★★★★★ 2007.11.13(火)
 ̄                       ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  【1】STORY
   自分が関与した「計画」の意味を探る暗殺者ボーン。一方、
   CIAは彼の抹殺に異様な執着を見せ、次々と犠牲が生まれる。

  【2】Michelin
   日劇PLEXほか、とにかくスクリーンの大きなシネコンへ。

  【3】Review
   今年最高のアクション映画。傑作ならではの哲学を感じる。

  【4】Column
   人々は目的を知らない。それが、組織を守っているから。

_______________________________________The Bourne Ultimatum

いよいよシリーズ完結編。てゆうか、最初からシリーズだったの?
まあ、この手の映画にはよくあることですが、3で終わるらしい。
今回も無表情なマット・デイモンが、最強の暗殺者に大変身!
監督も引き続きポール・グリーングラスなので、安心感はある。

<オフィシャルサイト>
http://bourne-ultimatum.jp/


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┃1┃ STORY (観ていないあなたへ)
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自分が関与してきた「計画」の意味を探る、元CIA暗殺者ボーン。
一方、CIAは彼の行為を復讐と見なし、抹殺を図ろうと画策する。
CIAからの情報提供者の存在を知ったボーンは、糸口を探るが、
行く先々で彼を待ち受けていたのは、彼と同じ暗殺者たちだった。


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┃2┃ 上映館ミシュラン (観ていないあなたへ)
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日劇PLEXほか、新宿、豊洲、六本木など、
とにかくスクリーンの大きなシネコンがオススメです。

なかでも豊洲は、最近出来たばかりなので、
かなり大きいと思いますが、いかがでしょうか。
週末はとても混んでます。ウェブ予約なども活かしましょう。

▼有楽町 日劇PLEX
9:10/11:50/14:35/17:10/19:45〜21:55(終)

▼新宿 新宿バルト9
〜11/15(木) 10:00/12:25/14:50/17:15/19:40/22:05/0:30〜2:35(終)
11/16(金) 10:00/12:25/14:50/17:15/19:40/22:05/0:30/2:55〜5:00(終)
11/17(土)〜 時間は直接劇場へお問い合わせ下さい

▼豊洲 ユナイテッド・シネマ豊洲
〜11/16(金) 11:30/14:15/16:45/19:15/21:45〜23:50(終)
11/17(土)〜 時間は直接劇場へお問い合わせ下さい

▼六本木 TOHOシネマズ 六本木ヒルズ
11/14(水) 11:10/13:50/16:30/19:10/21:50〜24:00(終)
11/15(木)〜11/16(金) 11:10/13:50/16:30/19:10/21:50/24:40/27:15〜29:25(終)
11/17(土)〜 時間は直接劇場へお問い合わせ下さい

※ プレミアスクリーン
11/14(水) 11:45/14:35/17:25/20:15〜22:25(終)
11/15(木)〜11/16(金) 11:45/14:35/17:25/20:15/23:00/25:50〜28:00(終)
11/17(土)〜 時間は直接劇場へお問い合わせ下さい

▼品川 品川プリンスシネマ
11/14(水) 10:10/12:40/12:50/15:10/15:50/18:05/18:40/21:10〜23:15(終)
11/15(木)〜11/16(金) 12:40/12:50/15:10/15:50/18:05/18:40/21:10〜23:15(終)
11/17(土)〜11/18(日) 9:45/10:10/12:20/12:50/15:00/15:50/18:05/18:40/20:35/21:10〜23:15(終)
※11.14(水)・17(土)・18(日)の以下の回は、プレミアスクリーン
 10:10・12:50・15:50・18:40・21:10

▼池袋 池袋HUMAXシネマズ4
〜11/16(金) 10:00/12:30/15:00/17:30/20:00〜22:05(終)
11/17(土)〜 時間は直接劇場へお問い合わせ下さい

▼お台場 シネマメディアージュ
〜11/16(金) 11:40/14:20/17:00/19:40〜21:50(終)
11/17(土) 11:40/14:20/17:00/19:40/22:20/1:00〜3:10(終)
11/18(日)〜 11:40/14:20/17:00/19:40〜21:50(終)

▼渋谷 渋東シネタワー
11:00/13:35/16:15/18:50〜21:00(終)

▼新宿(歌舞伎町) 新宿プラザ劇場
〜11/16(金) 11:15/13:45/16:15/18:45〜20:55(終)
11/17(土)〜11/18(日) 9:00/11:15/13:45/16:15/18:45〜20:55(終)

▼東武練馬 ワーナー・マイカル・シネマズ板橋
〜11/16(金) 10:40/13:15/15:50/18:55/21:30〜23:40(終)
11/17(土)〜 時間は直接劇場へお問い合わせ下さい

▼豊島園 ユナイテッド・シネマとしまえん
〜11/16(金) 9:30/12:00/14:20/16:45/19:15/21:45〜23:50(終)
11/17(土)〜 時間は直接劇場へお問い合わせ下さい


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┃3┃ Review (観ていないあなたへ)
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【ポイント】★★★★★

<内訳>
テーマ   :★★★★
ストーリー :★★★★★
キャスト  :★★★★
スタッフ  :★★★★★

>テーマ ★★★★<
ただのスパイアクションではあるが、使い捨ての暗殺者たちに、
任務への冷徹さと、それが生み出す哀愁を持たせたのが良い。

>ストーリー ★★★★★<
綿密な設定、まるで欧米全土を旅した気分になれるスケール感、
次々と展開するリズム、最後には意外な真相に迫る、ほぼ完璧。

>キャスト ★★★★<
やはり無表情なマット・デイモンが効いている。CIA側にいる、
暗殺者たちの国際色豊かな存在感が、スケールを広げている。

>スタッフ ★★★★★<
全く飽きさせない。対決の緊張感と、挟み込まれる日常との緩急、
皮肉の効いたセリフ、ITを駆使したアイディアなど、てんこ盛り。

>総評 ★★★★★<
ほとんど文句のつけようがない、傑作アクション映画。

グリーングラス監督には、「ユナイテッド93」と同じく、
きちんとした哲学があり、そこが作品全体の魅力になっている。

この映画の哲学は、目的に忠実な男たちの美学だ。
余計なセリフが1つもない、対決シーンは息を呑む。
一方で、彼らが「なぜ」に直面した、その瞬間に、
人殺しとして生きている人間の哀愁が、にじみ出る。

最新のメディアを駆使したアイディアも、リアリティも、
スケールも、緊張感も、何もかもが申し分ない。
これだけ充実したエンターテイメント映画は他になかろう。
5つ星。今後もグリーングラス監督の動向には注目だ。


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┃4┃ Column (観おとわったあなたへ)
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自分の地位を守るために、いちばん良い方法は、
部下たちに「仕事の目的」を、教えないことである。

すると、部下たちは目的を知らないので、
言われたことしか、することができない。
となると、部下は上司を欺くような行動は、
決して出来なくなってしまうのである。

とりわけ国家組織は、そうなることが多い。
ましてCIAには、殺し文句があるだろう。
それは、「国家機密だから話せない」。
こうなると、誰も理由を聞き出せないのだ。

与えられた仕事だけを、忠実にこなせばよい。
標的=ジェイソン・ボーンを、抹殺せよ。
しかしトップ以外は誰もが、理由を知らない。
リーダーを任されている、女性局長でさえも。

その組織の末端に、現場の暗殺者たちがいる。
彼らは、理由を全く知ることは出来ない。
伝わるのはターゲットの情報と、わずかな指示。
「抹殺せよ」彼らは任務を、淡々と遂行するだけ。

相手が同僚だろうと。一般人だろうと。
まして最強の暗殺者だろうと、関係ない。
言われた相手を殺すだけ。それが彼らの仕事だ。

しかし、人間には心がある。
本当の人間なら、おいそれと人間を殺せない。
「なぜ?」少なくとも誰もが、ためらうはずだ。

さっきまで仲間だった彼女を、暗殺する理由は?
何の抵抗も見せない人間を、ここで殺す理由は?
自分はどうして、こんな仕事をしているのか?
他にまっとうな仕事は、本当になかったのだろうか?

組織は常に従属を求め、目的を決して与えない。
しかし、人は人生に、いつも目的を求める。
ボーンは、その理由を欲し、目的を欲し、さまよう。

なぜ、自分はこれほどの人間を殺してきたのか。
そこには、いったいどれほどの意味があったのか。
それは、本当に祖国を守ってきたのだろうか??

彼が、冷徹に仕事をこなせばこなすほど、
彼の欲求は強まり、疑問はますます深まる。
それは、結果的には権力への反抗になるが、
それと同時に、本質的なまごころへの回帰なのだ。

だから彼は追われても、殺人を避けようとする。
彼を追いかける、同じく末端の暗殺者たち。
彼らにも、ボーンは問いかける。

「なぜだ。なぜそんなことをしているんだ」

その疑問を突きつけられているのは、
実は、どこかの組織に属している、
スクリーンのこちらにいる観客たちかもしれない。

2007/11/11 ユナイテッドシネマズ豊洲にて。


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┃5┃ 次回予告 ほか
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その他、筆者からのお知らせなどなど。


★次回予告「4分間のピアニスト」…………………………………

最近は、ドイツ映画を観る機会も多いですね。今年も「善き人の
ためのソナタ」や「厨房で逢いましょう」は、なかなか良かった。
「ラン・ローラ・ラン」など、意外とアイディアは豊富です。
今回は、女囚が天才ピアニストに生まれ変わるという異色作。

で、次回もお楽しみに。次回は金曜の予定。
http://4minutes.gyao.jp/


★今後の予定など………………………………………………………

さて、年内の予定は以下のとおり。
以下の予定で120本になるので、
今年はこれで終わりです。

注目はフランソワ・オゾンの「エンジェル」ですね。
他は、ウィンターボトムの新作「マイティハート」は、
アンジェリーナ・ジョリーの起用で、久々の大作っぽい。

また、スサンネ・ビア監督の「ある愛の風景」も、
もちろん期待できます。3連続5つ星…出るかな?
おそらくこの映画は、本誌のある記念号にする予定ですが…。

><11月><
「カフカ 田舎医者」http://www.shochiku.co.jp/inakaisha/
「ウェイトレス」http://movies.foxjapan.com/waitress/
「呉清源 極みの棋譜」http://www.go-movie.jp/
「マイティハート 愛と絆」http://www.mh-movie.jp/
「アヴリルの恋」http://www.cqn.co.jp/avril/
「愛の予感」http://ainoyokan.com/

><12月><
「サラエボの花」http://www.saraebono-hana.com/
「ある愛の風景」http://aruai.com/
「マリア」http://www.maryandjoseph.jp/
「迷子の警察音楽隊」http://www.maigo-band.jp/
「エンジェル」http://angel-movie.jp/
「アイアムレジェンド」http://www.iamlegend.jp/
「ナショナルトレジャー」http://www.disney.co.jp/movies/nt2/

というわけで、これからもお楽しみに。


★最新情報はブログにて!!…………………………………………

ブログには過去掲載作などがまとめて載っています。
http://filmandlife.seesaa.net/

※ 実はケータイからも同じアドレスでみられます。要Check!

ブログなら、かしこまったメールをすることもなく、
小さなコメントや、筆者へのリクエストを書き込めます。

また、筆者が映画を見終わった直後の感想や、休刊情報、
映画とは全く関係ない筆者の近況まで、いろいろ掲載中。
ぜひぜひアクセスしてください!!


★これまでのバックナンバー…………………………………………

バックナンバー、メルマガの紹介や登録関係などについては、
それぞれ以下のページをご参照くださいませ。

http://www.mag2.com/m/0000197069.html(まぐまぐ)
http://www.melma.com/backnumber_33635/(メルマ)

メルマのバックナンバーは、第1号から掲載されています。
ただし検索機能がついておりませんので、
ここ2年については、ブログの方が探しやすいと思います。
http://filmandlife.seesaa.net/(筆者のブログ)


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
【映画のなかの人生、映画のような人生。】
 Vol.745 2007年11月13日
 発行者:Ak. http://filmandlife.seesaa.net/
 (C)2001-2007 Ak. All rights reserved.
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◎映画のなかの人生、映画のような人生。
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