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★★★★☆「つぐない」
 ★★★★「4ヶ月、3週と2日」
 ★★★★「マイブルーベリーナイツ」
 ★★★☆「モンテーニュ通りのカフェ」
 ★★★☆「マンデラの名もなき看守」
 ★★★☆「愛おしき隣人」
  ★★★「ブレス」
  ★★★「ノーカントリー」
  ★★★「ランジェ公爵夫人」
  ★★★「王妃の紋章」
  ★★★「フィクサー」
  ★★☆「I'm not there.」
  ★★☆「There Will Be Blood」
  ★★☆「ミスト」
   ★★「チャーリーウィルソンズウォー」

今後は「インディジョーンズ」「JUNO」「イースタンプロミス」ほか

2007年08月29日

メルマガVol.716「ベクシル 2077日本鎖国」★★

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☆ ★ ☆  映画のなかの人生、映画のような人生。 ★ ☆ ★
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【映画とは、人生を2時間で切りとるもの】
映画が魅せる、人間のやさしさ、弱さ、強さを、いっそう鮮烈に、
そしてもっと映画を観たくなる、ひと味違うメールマガジン。


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  Vol.716「ベクシル 2077日本鎖国」★★  2007.8.23(木)
 ̄                    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  【1】STORY
   国際社会から逸脱し、無軌道なロボット開発を続ける日本。
   完全に諸外国を遮断した国内では、ある計画が進行していた。

  【2】Michelin
   丸の内プラゼール他、お近くのシネコンへどうぞ。空いてる。

  【3】Review
   展開もCGも悪くないが、テーマが見えない。声優が下手。

  【4】Column
   このまま行くと、店舗はすべて無人になるのだろうか。

____________________________________________________Vexille

なんか、いかにもアニメ!なタイトルではあるわけですが…。
監督は「ピンポン」の曽利文彦監督。彼はもともとCG畑出身で、
今回のようなアニメに、自分の方向性を見いだすのは必然のはず。
とはいえ、「攻殻機動隊」などと、どこまで違いを出せるのか?

<オフィシャルサイト>
http://www.vexille.jp/


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┃1┃ STORY (観ていないあなたへ)
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国際社会から逸脱し、無軌道なロボット開発を続けている日本。
最新のロボットを輸出する一方、諸外国との交渉を完全遮断し、
その内側では人間同様のアンドロイド開発が疑われていた。
意を決した米国の武装警察は、内部潜入を実行するのだが…。


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┃2┃ 上映館ミシュラン (観ていないあなたへ)
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丸の内プラゼール他、品川、豊洲、お台場などで上映中。
その他、シネコンで観られるならシネコンがいいでしょう。
渋谷や池袋は、ちょっと小さいと思います。

▼有楽町 丸の内プラゼール
8/24(金) 11:00/13:30/16:00/18:30〜20:35(終)
8/25(土)〜 時間は直接劇場へお問い合わせ下さい

▼品川 品川プリンスシネマ
8/24(金) 9:35/12:05/14:30/16:50/21:25〜23:25(終)
8/25(土)〜 時間は直接劇場へお問い合わせ下さい

▼豊洲 ユナイテッド・シネマ豊洲
8/24(金) 10:30/15:30/17:45/20:00〜21:59(終)
8/25(土)〜 時間は直接劇場へお問い合わせ下さい

▼お台場 シネマメディアージュ
8/24(金) 15:00/17:30/20:00〜22:05(終)
8/25(土) 16:40/19:40/22:20〜0:25(終)
8/26(日)〜 16:40/19:40〜21:45(終)

▼神保町 神保町シアター
15:10/17:20/19:30〜21:25(終)

▼豊島園 ユナイテッド・シネマとしまえん
8/24(金) 12:30/14:45/19:30/22:00〜23:59(終)
8/25(土)〜 時間は直接劇場へお問い合わせ下さい

▼東武練馬 ワーナー・マイカル・シネマズ板橋
8/24(金) 12:00/17:45/20:10〜22:10(終)
8/25(土)〜 時間は直接劇場へお問い合わせ下さい

▼渋谷 渋谷シネパレス
8/24(金) 10:00/12:20/14:40/17:00/19:20〜21:15(終)
8/25(土)〜 時間は直接劇場へお問い合わせ下さい

▼池袋 池袋HUMAXシネマズ4
11:45/14:00/16:20/18:40〜20:35(終)


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┃3┃ Review (観ていないあなたへ)
┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【ポイント】★★

<内訳>
テーマ   :★
ストーリー :★★
キャスト  :★
スタッフ  :★★★

>テーマ ★<
いろんな要素を盛り込んでいる割に、何を訴えたいのかが曖昧。
ロボット社会への警鐘?それとも人間賛歌?後で何も残らない。

>ストーリー ★★<
展開そのものは、危惧していたよりは遥かにまともなものだった。
話は単純で、目的も明確なので、最後まで引っ張ることはできる。

>キャスト ★<
もういい加減に、有名人だから、と声優起用するのはやめようよ。
映画が進むにつれ、まともになる黒木メイサに感心…って変でしょ。

>スタッフ ★★★<
CGは良くできている。ぐるぐる回る金属片というアイディアも。
世界観はいままでのアニメのごった煮だが、まあ、及第点だろう。

>総評 ★★<
CG偏重の監督が、念願のアニメ映画を撮ったとなると、
会社を潰した「ファイナルファ…」のイメージがあるわけで、
観たような映画を貼り合わせた、張りぼて駄作の危険が高い。

しかし、本作はその点では、何とか踏みとどまっている。
2時間弱は、説明場面が異様に多いが、とりあえず飽きない。
単純な展開で、アクションも派手だし、それなりに魅了される。

ところが、困ったことに見終わると、何も残らない。
うーん、CGを駆使して面白い映画は作ったモノの、
その先に、何を語りたいのかが薄すぎて、伝わってこない…。

物語とCGを作って満足しちゃったあたりが、
この声優の配役につながっているのだろう。
アニメじゃなくて、映画作ろうよ。せっかくなんだから。


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┃4┃ Column (観おとわったあなたへ)
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多くの会社では、今日もコスト削減に取り組んでいる。
良いものを、手ごろな価格で提供するのは企業の使命だ。

いい加減なものを偽って、
手ごろに見せるのは問題だが、
安さを追求して知恵を絞るのは、
企業の存在価値でもある。

では、会社で最もコストがかかるのは何だろう。
それは、もちろん人間である。

人件費を削れば、会社は黒字を出せる。
人間の作業をどうやって削減するか。
それが、コストを削減することなのだ。

人間がやらなくてもいいことを、
コンピュータや、安い労働力に置き換える。
やがて、それらはロボットがやるのかもしれない。

スーパーや、コンビニエンスストアの、
心のこもらない「いらっしゃいませー」を聞けば、
彼らがみんなロボットになるのは時間の問題か、とも思う。

レジに整然と並ぶロボットの列や、
合成された挨拶を想像すると、何だか気持ち悪いが、
だらしないレジで、いい加減な挨拶が続く現状も、
充分に気持ちが悪いのだから、案外変わらないのかも。

すでに電車の改札は、みんな無人になってしまったし。
世界中で、単純労働はすべて無人になるのだろうか。
人々から仕事を奪っていくことが、
景気を回復するという矛盾とともに、
それでいいのか?という疑問が脳裏によぎる。

この映画で、終戦直後の闇市のような様子が、
再現されていたが、確かにそれは活気に満ちていただろう。
売り買いに人間の姿があり、値段にも人間の姿が現れ、
店は客に敬意を払い、客も店と懇意になろうとしていた。

多分、それは店主が自分の店を自分でやっていたからで、
客もその店で買うしかなくて、応援していたからだろう。
お互いに選択肢が少なかったから、逆に必死になれたのだ。

しかし、情報化社会が急速に進んだ今、
資本主義が行き着く先は、
無人の商店が並ぶ店舗と、
失業者が並ぶ道ばたなのだろうか。

それが景気を良くするというのなら、
そろそろ立ち止まって、考えてみるべきだと思うのだが。

2007/8/23 ヒューマックスシネマズ池袋にて。


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┃5┃ 次回予告 ほか
┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
その他、筆者からのお知らせなどなど。


★次回予告「長江哀歌」………………………………………………

「一瞬の夢」から10年弱、ついにヴェネツィアの最高賞を制した、
中国の若手有望株、ジャ・ジャンクー監督の、その受賞作品。
今回は河を舞台に、小津やアンゲロプロスのようにゆったり描く。
のーんびりと…眠ってしまわないように気をつけないと…。

で、次回もお楽しみに。次回は明日の予定。
http://www.bitters.co.jp/choukou/


★今後の予定など………………………………………………………

来週は、マイケル・ムーアの新作「シッコ」は、
名前からは汚いモノを想像してしまいますが、
もちろん、大まじめな医療関係をめぐるドキュメンタリー。
「シッコ」http://sicko.gyao.jp/

で、「ラッシュアワー3」はそれでも売れてるのね。
さすがアメリカ…それともジャッキー・チェンのおかげ?
クリス・タッカーは、予告を観たかぎり明らかに太ってるし…。
「ラッシュアワー3」http://rh3.jp/

「厨房で逢いましょう」はドイツ得意の?料理映画。
なんでドイツは料理にまつわる映画が多いんだろう…。
「厨房で逢いましょう」http://chubo.jp/

というわけで、これからもお楽しみに。


★最新情報はブログにて!!…………………………………………

ブログには過去掲載作などがまとめて載っています。
http://filmandlife.seesaa.net/

※ 実はケータイからも同じアドレスでみられます。要Check!

ブログなら、かしこまったメールをすることもなく、
小さなコメントや、筆者へのリクエストを書き込めます。

また、筆者が映画を見終わった直後の感想や、休刊情報、
映画とは全く関係ない筆者の近況まで、いろいろ掲載中。
ぜひぜひアクセスしてください!!


★これまでのバックナンバー…………………………………………

バックナンバー、メルマガの紹介や登録関係などについては、
それぞれ以下のページをご参照くださいませ。

http://www.mag2.com/m/0000197069.html(まぐまぐ)
http://www.melma.com/backnumber_33635/(メルマ)

メルマのバックナンバーは、第1号から掲載されています。
ただし検索機能がついておりませんので、
ここ2年については、ブログの方が探しやすいと思います。
http://filmandlife.seesaa.net/(筆者のブログ)


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
【映画のなかの人生、映画のような人生。】
 Vol.716 2007年8月23日
 発行者:Ak. http://filmandlife.seesaa.net/
 (C)2001-2007 Ak. All rights reserved.
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