現在公開中の作品一覧(首都圏)

★★★★☆「つぐない」
 ★★★★「4ヶ月、3週と2日」
 ★★★★「マイブルーベリーナイツ」
 ★★★☆「モンテーニュ通りのカフェ」
 ★★★☆「マンデラの名もなき看守」
 ★★★☆「愛おしき隣人」
  ★★★「ブレス」
  ★★★「ノーカントリー」
  ★★★「ランジェ公爵夫人」
  ★★★「王妃の紋章」
  ★★★「フィクサー」
  ★★☆「I'm not there.」
  ★★☆「There Will Be Blood」
  ★★☆「ミスト」
   ★★「チャーリーウィルソンズウォー」

今後は「インディジョーンズ」「JUNO」「イースタンプロミス」ほか

2007年06月07日

メルマガVol.689「ザ・シューター 極大射程」★★★

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☆ ★ ☆  映画のなかの人生、映画のような人生。 ★ ☆ ★
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【映画とは、人生を2時間で切りとるもの】
映画が魅せる、人間のやさしさ、弱さ、強さを、いっそう鮮烈に、
そしてもっと映画を観たくなる、ひと味違うメールマガジン。


_                     _______
  Vol.689「ザ・シューター 極大射程」★★★ 2007.6.6(水)
 ̄                      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  【1】STORY
   退役した天才狙撃手が、暗殺計画阻止の助言を求められる。
   しかし、そこには巧妙な罠があり、長い逃避行が始まる。

  【2】Michelin
   各地のシネコンにて。もう、そんなに混んでいません。

  【3】Review
   リアリティを重視すると、スピード感が消えるのが難点。

  【4】Column
   権力は誰にも裁けない。その憂鬱は、いつか消えるのか。

____________________________________________________Shooter

ハリウッド強化月間?となりそうな6月、皮切りとなるアクション。
ベストセラーミステリー小説を原作に、マーク・ウォルバーグが
アクションスターとして、派手に銃撃戦を繰り広げるという本作。
「ディパーテッド」での地味な役から、どんな変貌を遂げるか?

<オフィシャルサイト>
http://www.shooter-movie.jp/

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┃1┃ STORY (観ていないあなたへ)
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退役した天才狙撃手が、大統領暗殺計画の阻止を依頼される。
適切な助言をしていた彼だが、突如として裏切りにあってしまい、
逆に、アメリカ中で追い回される羽目に陥る。彼は復讐を誓い、
密かに計画を練って、裏切りの黒幕を捜そうとするのだが…。


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┃2┃ 上映館ミシュラン (観ていないあなたへ)
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都内各地のシネコンでやってます。
この映画は、シネコンで観ないと損でしょう。
本当は日劇1なら良かったんですが、この入りでは、
スパイダーマンに勝つことは、とてもできませんね…。

▼新宿 新宿バルト9
〜6/8(金) 10:10/12:45/15:25/18:00/21:20/0:55〜3:10(終)
6/9(土)〜 時間は直接劇場へお問い合わせ下さい

▼品川 品川プリンスシネマ
〜6/8(金) 12:40/15:35/18:15/20:55〜23:10(終)
6/9(土)〜 時間は直接劇場へお問い合わせ下さい

▼豊洲 ユナイテッド・シネマ豊洲
〜6/8(金) 11:00/13:45/16:15/18:45/21:15〜23:30(終)
6/9(土)〜 時間は直接劇場へお問い合わせ下さい

▼六本木 TOHOシネマズ 六本木ヒルズ
6/7(木)〜6/8(金) 10:15/13:00/15:45/18:30/21:15/0:10/2:55〜5:10(終)
6/9(土)〜 時間は直接劇場へお問い合わせ下さい

▼お台場 シネマメディアージュ
〜6/8(金) 11:40/14:25/17:25/20:10〜22:25(終)
6/9(土) 17:25/20:10/23:00/1:45〜4:00(終)
6/10(日)〜 17:25/20:10〜22:25(終)

▼東武練馬 ワーナー・マイカル・シネマズ板橋
〜6/8(金) 10:15/14:40/18:20/20:55〜23:10(終)
6/9(土)〜 時間は直接劇場へお問い合わせ下さい

▼豊島園 ユナイテッド・シネマとしまえん
〜6/8(金) 10:00/14:45/17:15/22:15〜0:30(終)
6/9(土)〜 時間は直接劇場へお問い合わせ下さい

▼有楽町 日劇PLEX
11:20/14:05/16:50/19:35〜21:55(終)
※ 初回以外は全席指定

▼渋谷 渋東シネタワー
10:35/13:20/16:05/18:50〜21:10(終)

▼新宿(歌舞伎町) 新宿東亜興行チェーン
〜6/7(木) 11:15/13:50/16:25/19:00〜21:20(終)
6/8(金)〜6/9(土) 11:15/13:50/16:25/19:00/21:30/0:00/2:30〜4:50(終)
6/10(日)〜 11:15/13:50/16:25/19:00〜21:20(終)
※ 21:30〜の回は¥1300均一


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┃3┃ Review (観ていないあなたへ)
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【ポイント】★★★

<内訳>
テーマ   :★★★
ストーリー :★★★
キャスト  :★★★
スタッフ  :★★★

>テーマ ★★★<
ただのアクションではなく、勧善懲悪をテーマに取り入れている。
イラク戦争を始めとする、数々の時事ネタ風刺には、味がある。

>ストーリー ★★★<
全体的に、悪に復讐していく構造がハッキリしないのが難点。
また、リアリティの説明が多いので、スピード感も失っている。

>キャスト ★★★<
元軍人たちが皆、軍人に見えないのは、何故なんでしょうか…。

>スタッフ ★★★<
せっかく、銃、火器のリアリティにこだわっている物語なのに、
結局、アクション場面がランボーっぽいのは、いただけないかも。

>総評 ★★★<
この映画は、原作が高く評価されているようですが、
内容を見るかぎり、恐らく相当のリアリティがあるのでしょう。

火器や戦闘場面など、ディテイルが本で面白いと言うのは、
映画にすると残念、説明が多くて全くつまらなくなる。
「ダヴィンチコード」が、最適な例なんですけどね。

案の定、説明が多くて、その割に物語の構造がハッキリせず、
スピード感がなくなって、アクション映画の爽快感は半減。
一方で、ドンパチはいつものハリウッドらしい非現実で、
捜査官がいきなり狙撃の名手になったり、だいぶ矛盾がある。

せっかく、時事ネタをベースに、現代の勧善懲悪を考える、
というあたりは、頑張っている映画なんですけどね…。


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┃4┃ Column (観おわったあなたへ)
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「末は博士か、大臣か」
かつての人物評と言えば、大物はこう評価されていた。

しかし、本当に自分が優秀だったとしたら、
あなたは本当に、博士や大臣になりたいだろうか。
この国で博士になっても、何の仕事もないことすらあるのに。
この国で大臣になっても、悪党と思われるのがオチである。

かつて名望家だと思われていた人々の肩書きも、
いまではすっかり、落ちぶれてしまった称号である。
政治家に潔白なイメージなど、私にはまるでない。
誰もが悪事を重ねていそうで、けれども裁かれていないのでは。

世界のどこでも、事情はあまり変わらないようで。
アメリカでも、政治家が清廉潔白とはかぎらない。
国民の利益を代弁するどころか、自分の利益で忙しい。
そのためなら、悪事を重ねて、司法も権力で煙に巻く。

不幸なのは、そこに巻き込まれてしまう人々である。
天才的な狙撃手であったばかりに、濡れ衣を着せられる。
主人公は復讐を誓うのだが、結局、法で権力は裁けない。

どこかの国でも、権力者に冤罪を着せられたり、
払っていた年金が、最後には支給されなくなったり、
怪しい資金源を持つ政治家が、真実とともに葬られたり。

それでも、権力者が裁かれる話は、ほとんど聞かない。
彼らは、罪を自白どころか、自覚すらしていないのだろう。
だから追い詰められると、逆ギレしたりするわけだ。

映画やドラマは、いつもそこに想像を膨らませてきた。
「ダーティハリー」が、いつもそうだったように。
「必殺仕事人」が、いつもそうだったように。

法で裁けない者を、いつか誰かが裁いてくれる。
いつの時代も、どこの国でも、人々の願いは同じだ。
しかし、残念なことに、それは逆を言えば、
いつまでも裁かれない悪がこの世にはいるということだ。

いつになったら、人々は権力を信用できるのか。
どんなやり方なら、人々は権力を信用できるのか。
永遠の問題に答えを出さないかぎり、今日も映画では、
裁かれない悪が、誰かに撃たれつづけているに違いない。

2007/6/6 ユナイテッドシネマズ豊洲にて。


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┃5┃ 次回予告 ほか
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その他、筆者からのお知らせなどなど。


★次回予告「ボラット」………………………………………………

ハリウッド強化月間の2本目は、ハリウッドらしいコメディ映画。
カザフスタン人を自称する無茶苦茶なキャラが、全米各地に出没、
あらゆる一般人を相手に、アポなしで暴挙に出るという冒険作。
あまりの破天荒ぶりに、訴訟も喝采も巻き起こっているようですが…。

で、次回もお楽しみに。
次回は上述の通り、すみませんが来週火曜の予定です。
http://borat.jp/


★今後の予定など………………………………………………………

さて、6月はなぜか、ハリウッドが盛りだくさん。
メル・ギブソン監督の「アポカリプト」、
低予算でも凄まじいアクション「300」、
トリックにこだわったサスペンス「プレステージ」、
「ゾディアック」と、ハリウッドらしい映画が勢揃い。

最終週には、なぜか日本映画が揃っています。
何といっても、カンヌグランプリに輝いた、
河瀬直美監督の「殯(もがり)の森」が注目作。
前作「沙羅双樹」から、どれだけ進化しているのか?

というわけで、これからもお楽しみに。

「あるスキャンダルの覚え書き」
http://movies.foxjapan.com/notesonascandal/
「女帝エンペラー」http://jotei.gyao.jp/
「300」http://www.300-film.net/

「アポカリプト」http://www.apocalypto.jp/
「プレステージ」http://prestige.gyao.jp/
「ゾディアック」http://wwws.warnerbros.co.jp/zodiac/

「殯(もがり)の森」http://www.mogarinomori.com/
「サイドカーに犬」http://sidecar-movie.jp/
「憑神」http://tsukigami.jp/


★最新情報はブログにて!!…………………………………………

ブログには過去掲載作などがまとめて載っています。
http://filmandlife.seesaa.net/

※ 実はケータイからも同じアドレスでみられます。要Check!

ブログなら、かしこまったメールをすることもなく、
小さなコメントや、筆者へのリクエストを書き込めます。

また、筆者が映画を見終わった直後の感想や、休刊情報、
映画とは全く関係ない筆者の近況まで、いろいろ掲載中。
ぜひぜひアクセスしてください!!


★これまでのバックナンバー…………………………………………

バックナンバー、メルマガの紹介や登録関係などについては、
それぞれ以下のページをご参照くださいませ。

http://www.mag2.com/m/0000197069.html(まぐまぐ)
http://www.melma.com/backnumber_33635/(メルマ)

メルマのバックナンバーは、第1号から掲載されています。
ただし検索機能がついておりませんので、
ここ2年については、ブログの方が探しやすいと思います。
http://filmandlife.seesaa.net/(筆者のブログ)


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【映画のなかの人生、映画のような人生。】
 Vol.689 2007年6月6日
 発行者:Ak. http://filmandlife.seesaa.net/
 (C)2001-2007 Ak. All rights reserved.
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