現在公開中の作品一覧(首都圏)

★★★★☆「つぐない」
 ★★★★「4ヶ月、3週と2日」
 ★★★★「マイブルーベリーナイツ」
 ★★★☆「モンテーニュ通りのカフェ」
 ★★★☆「マンデラの名もなき看守」
 ★★★☆「愛おしき隣人」
  ★★★「ブレス」
  ★★★「ノーカントリー」
  ★★★「ランジェ公爵夫人」
  ★★★「王妃の紋章」
  ★★★「フィクサー」
  ★★☆「I'm not there.」
  ★★☆「There Will Be Blood」
  ★★☆「ミスト」
   ★★「チャーリーウィルソンズウォー」

今後は「インディジョーンズ」「JUNO」「イースタンプロミス」ほか

2007年03月23日

メルマガVol.662「ナイトミュージアム」★★

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☆ ★ ☆  映画のなかの人生、映画のような人生。 ★ ☆ ★
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【映画とは、人生を2時間で切りとるもの】
映画が魅せる、人間のやさしさ、弱さ、強さを、いっそう鮮烈に、
そしてもっと映画を観たくなる、ひと味違うメールマガジン。


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  Vol.662「ナイトミュージアム」★★    2007.3.20(火)
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  【1】STORY
   ダメ男が、息子のために就いた定職は、博物館の警備員。
   ところが毎夜、そこではとんでもないことが起きていた!

  【2】Michelin
   日比谷スカラ座他、もっぱらシネコンを中心に上映中。

  【3】Review
   脚本も演出もヘタ。ほとんどベン・スティラーの一人舞台。

  【4】Column
   どんなものにも命は宿り、どんなものにも目的がある。

________________________________________Night at the Museum

「メリーに首ったけ」以来、日本でも今やお馴染みにになった?
小市民やダメ男の代表格、ベン・スティラー主演のコメディ映画。
今度の舞台は博物館。ダメ男が警備員と夜に見回りをはじめると、
何と蝋人形や剥製が、展示位置から次々と動き出していた…?!

<オフィシャルサイト>
http://www.nightmuseum.jp/


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┃1┃ STORY (観ていないあなたへ)
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起業家きどりだが失敗ばかり、妻子と離婚、別居中のダメ男。
息子に立派な姿を見せようと、警備員の定職に就いたはいいが、
その博物館で夜景をはじめると、何と博物館の標本や蝋人形が、
みんな揃って、夜な夜な歩きはじめたので、彼は大パニックに!


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┃2┃ 上映館ミシュラン (観ていないあなたへ)
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日比谷スカラ座他、ほとんどのシネコンでやっています。
が、フルタイムでやっているところは意外と少ないかも。
やっぱりアメリカンコメディは、よっぽどじゃないと、
「人が入らない」ということで、敬遠されちゃうのかなあ。

▼日比谷 日比谷スカラ座
13:15/15:50/18:25〜20:30(終)

▼新宿 新宿バルト9
〜3/23(金) 10:00/12:25/14:50/17:15/19:40/22:05/0:25〜2:30(終)
3/24(土)〜 時間は直接劇場へお問い合わせ下さい

▼六本木 TOHOシネマズ 六本木ヒルズ
〜3/23(金) 9:20/11:45/14:15/16:45/19:15/21:45〜23:45(終)
3/24(土)〜 時間は直接劇場へお問い合わせ下さい
※22,23はレイトショーあり。0:15/2:45〜4:45(終)

▼お台場 シネマメディアージュ
〜3/23(金) 14:40/17:35/20:30〜22:35(終)
3/24(土) 11:00/13:35/16:15/19:00/21:40/0:20〜2:25(終)
3/25(日)〜 11:00/13:35/16:15/19:00〜21:05(終)
※ プレミアシートあり

▼品川 品川プリンスシネマ
〜3/23(金) 11:35/18:40/21:05〜23:05(終)
3/24(土)〜 時間は直接劇場へお問い合わせ下さい

▼渋谷 渋東シネタワー
14:00/16:30/19:00〜21:05(終)

▼新宿(歌舞伎町)新宿東亜興行チェーン
11:50/14:10/16:30/18:50〜20:55(終)
※土日祝日は9:40の回あり、予告編上映なし

▼豊洲 ユナイテッド・シネマ豊洲
〜3/23(金) 15:00/17:15/19:30/21:45〜23:43(終)
3/24(土)〜 時間は直接劇場へお問い合わせ下さい

▼東武練馬 ワーナー・マイカル・シネマズ板橋
〜3/23(金) 12:10/16:50/19:20/21:45〜23:45(終)
3/24(土)〜 時間は直接劇場へお問い合わせ下さい

▼豊島園 ユナイテッド・シネマとしまえん
3/21(祝) 15:45/19:00/21:15〜23:13(終)
3/22(木)〜3/23(金) 13:15/17:30/19:45/22:00〜23:58(終)
3/24(土)〜 時間は直接劇場へお問い合わせ下さい


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┃3┃ Review (観ていないあなたへ)
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【ポイント】★★

<内訳>
テーマ   :★★★
ストーリー :★
キャスト  :★★★
スタッフ  :★

>テーマ ★★★<
博物館の標本が動き出す、というアイディアは絶対に面白い。
あとは味つけ次第で、どうにでも楽しさを引き出せるはずだが。

>ストーリー ★<
残念ながらつまらない。主題は、博物館での鬼ごっこのはずだが、
そこまでのイントロが過剰で、ちっとも物語に入り込めない。

>キャスト ★★★<
展開の遅い物語を、ベン・スティラーとオーウェン・ウィルソンの
名コンビが、個人技で何とかつないで笑わせてくれるのが救い。

>スタッフ ★<
すでにCGだけでは映画にならないと、作り手は知っていたはず。
しかし「ホームアローン」を踏襲しただけで、独創性には欠ける。

>総評 ★★<
とてもガッカリ。アイディアはせっかく面白いのに。
最初はダメパパが、歴史の勉強をして人を理解するのか、
と思いきや、なぜか博物館での「ホームアローン」に。

しかも、そこに至るまでの説明が長くて、間が持たない。
それをスティラー&ウィルソンの盟友コンビが手を組んで、
場面毎には笑わせてくれるが、それ以上のものはなし。

絶対に笑いと涙と感動の物語だと思ったんだけどなあ。
残念きわまりない。そしてアイディアが非常にもったいない。
誰か、全く違う脚本と監督で、作り直してみない?


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┃4┃ Column (観おわったあなたへ)
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昔からある人形や、ぬいぐるみを見ていると、
ふと、彼らが命を持っていて、いつか動き出すのでは、
そんな想像をしてしまい、時に切ない気分になる。

きっとそれは、そこに作り手の想いを感じるからだ。
ただの人形やぬいぐるみだが、どんな作り手だって、
自分が作ったものを、大切にして欲しいと思っている。
だから、そんな人が作った人形の目には、力があるようだ。

そして、そこにはともに過ごしてきた想い出がある。
どんな人形も、ぬいぐるみも、時とともに朽ちていき、
いつかはほころびを縫い、あて布をあて、やがては、
棄てなければならない時がやってくる、というのに。

博物館に飾ってある、いくつものロウ人形もそうだろう。
彼らにだって命が宿り、いつか動き出すかも知れない。
多くの人々が、想いを込めて、人形を作ったに違いない。

子どもたちが、この人形を見て勉強しますように。
子どもたちが、この人形を見て、歴史を理解し、
自然を学び、よりよい関係を作ってくれますように。

そんな想いを、ひとつひとつのモノに感じると、
まるで生きている人間のように作られたロウ人形は、
決してバカにできないし、棄てることなんてできない。

西部開拓や、ローマ帝国の小さなミニチュアにも。
恐竜やライオン、ジャングルに住む猿たちの剥製にも。
原始人やフン族の王、アメリカ大統領たちの人形にも。

そこから多くの人々が、遥か太古の時代に想いを馳せ、
見たこともない自然に感銘し、歴史を勉強しようと、
世界を理解しようと、よいきっかけを得ていったに違いない。

でも、そんなことを思っているのは、私だけだろうか。
世の中には、たくさんのぬいぐるみや人形が作られ、
そして、街角に棄てられたり、道ばたに落ちていたりする。

人々の雑踏にまぎれ、泥だらけになった人形は、
まるで作り手の思いが、そこで踏みにじられているようで、
生きていないとは分かっていても、なぜかもの悲しい。

だからといって、私生活では棄てないわけにもいかず、
たまにニュースで、彼らを供養する様子があるが、
確かに彼らにも人と同じ供養が必要ではないかと、私は思う。

こんな私は少数派だろうか。
別に、人形やぬいぐるみに限らず、
この世で作られたあらゆる食べ物や、道具について、
たまに、そんな視線を投げかけてみると、世界は変わって見える。
大量消費の世の中で、モノを大切にする意味を、再び考えたい。

2007/3/11 ユナイテッドシネマズとしまえんにて。


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┃5┃ 次回予告 ほか
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その他、筆者からのお知らせなどなど。


★次回予告「サン・ジャックへの道」………………………………

「女はみんな生きている」では、大いに人々を笑い、たしなめた、
コリーヌ・セロー監督の新作は、最近流行の巡礼ロードムービー。
お遍路さんみたいなものが、ヨーロッパにもあるんですねえ。
しかし、そこはセロー監督、今回も大いに笑わせてくれるはず。

で、次回もお楽しみに。次回は事情により木曜の予定。
http://www.saintjacques.jp/


★今後の予定など………………………………………………………

来週は、デンゼル・ワシントンのサスペンス「デジャヴ」と、
ナンシー・マイヤーズ監督の「ホリデイ」を観ます。
「デジャヴ」http://deja-v.jp/
「ホリデイ」http://www.holiday-movie.jp/

後者は、キャメロン・ディアス、ジュード・ロウ、
ケイト・ウィンスレットによる恋愛コメディですが…
…おいおい、なんでそこにジャック・ブラックが(笑)。
売れないロックミュージシャン、太っちょプロレスラーときて、
次に恋愛ドラマの主役級、ってのには落差がありすぎで絶妙。

というわけで、これからもお楽しみに。
今月は諸事情により週2本で申し訳ありません。
来月からは毎週3本ペースで、また頑張ります!


★最新情報はブログにて!!…………………………………………

ブログには過去掲載作などがまとめて載っています。
http://filmandlife.seesaa.net/

※ 実はケータイからも同じアドレスでみられます。要Check!

ブログなら、かしこまったメールをすることもなく、
小さなコメントや、筆者へのリクエストを書き込めます。

また、筆者が映画を見終わった直後の感想や、休刊情報、
映画とは全く関係ない筆者の近況まで、いろいろ掲載中。
ぜひぜひアクセスしてください!!


★これまでのバックナンバー…………………………………………

バックナンバー、メルマガの紹介や登録関係などについては、
それぞれ以下のページをご参照くださいませ。

http://www.mag2.com/m/0000197069.html(まぐまぐ)
http://www.melma.com/backnumber_33635/(メルマ)

メルマのバックナンバーは、第1号から掲載されています。
ただし検索機能がついておりませんので、
ここ1年については、ブログの方が探しやすいと思います。
http://filmandlife.seesaa.net/(筆者のブログ)


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【映画のなかの人生、映画のような人生。】
 Vol.662 2007年3月20日
 発行者:Ak. http://filmandlife.seesaa.net/
 (C)2001-2007 Ak. All rights reserved.
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posted by Ak. at 12:35| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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