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  ★★☆「ミスト」
   ★★「チャーリーウィルソンズウォー」

今後は「インディジョーンズ」「JUNO」「イースタンプロミス」ほか

2006年07月10日

ワールドカップ総括

くだらない幕切れだった。
ジダンの退場も、PK戦も。
すべてがマテラッツィの自作自演、
まさに「DFのW杯」を象徴していた。

リネカーもコメントしていたが、
全体的に観て、活躍すべき選手がしなかった。
守備偏重の内容は、今回も前回に続いた。
かてて加えて、前回のトルコやセネガルのように、
何らかの驚き、新しいものを観ることもできなかった。

最終的に、スター選手のコンディション不良は、
各国のチーム力をほとんど均等にしてしまい、
これがミスを無くした守備偏重の、
つまらないサッカーに終始した原因になるだろう。

現代サッカーは、組織化が徹底して進んだため、
組織を超越するような個人技が打開策になっている。
攻め手に対して、どんな守備も2−1,3−1で、
数的有利を作ることがどのチームでも徹底される。
これにより、組織は無失点ゲームをかたちづくる。

それをこじ開けるような、とんでもない個人技が、
「数的優位」という組織の前提をぶっ壊さないと、
現代サッカーでは、得点することがほぼ不可能。
あとはセットプレー頼みの展開に陥っていく。
FK,CKの重要性が説かれるのはこのためだ。

この個人技を出せるのがスター選手なのだが、
それが、今大会では結局、ほぼ消滅したため、
今回は、驚くようなプレーはほとんど観られなかった。
非常に残念だが、つまらない大会だったのはそのためだろう。

また、チーム力がほぼ均等になったために、
勝負を仕掛ける監督の采配の重要性は、否応なく増した。
実力はあっても、監督の采配が消極的な場合、
一方的に守ることになって、最後に集中が切れてしまう。
アルゼンチン、オランダ、イングランド…とまあ、
とにかく有力な国々がことごとく、監督の采配で敗北した。

一方で、勝負師的な采配をするフェリペやクリンスマンが、
わーっと攻撃的な選手を入れて、一気にたたみかける手法は、
お互いに守備固めで、膠着しがちな試合展開を打開し、
相手に強烈なプレッシャーを突然与えて混乱させることで、
組織の強さを弱めることができると、改めて確認できた。

こうした守備偏重、監督采配のバランスがとれ、
最終的に、漁夫の利を得たのがイタリアだった。
対戦相手にも、審判にもめぐまれており、
(豪州戦ではダイブが決勝PKになったわけで)
ハッキリ言って、本当につまらない大会だった。

「いつもほどは守っていない」「イタリアは変わった」と、
書いてる記事もあるけど、結局守ってるよ、明らかに。
いつも、相手の運動量が落ちるのを待ってるんだもの。
だから最後の最後にしか得点できないんじゃないの?

断言する。今回のどの試合よりも、
UEFAチャンピオンズリーグの方が面白い。
今大会で、サッカーを思い出していただいた皆さん、
ぜひ、ヨーロッパのクラブサッカーを観てください。
もっと面白い試合、ヤマほどあるんですから。。。

しかし、このままコンディション不良ばかり目立ち、
スター選手がつぶれ、組織と守備が目立っていくと、
代表チームのサッカーは、ますますつまらなくなるだろう。

果たして、本当にこれでいいのか?
ボスマン判決以降、急速に進んだ欧州サッカーの階層化と、
試合過多、疲労過多といった問題はいよいよ深刻だ。

例えば、一人当たり試合数を制限する措置が必要なのかもしれない。
すると、ますますビッグクラブが肥大化するわけだが…。
単に大会を減らすとか、1部リーグのクラブ数を減らすとか、
そういう問題ではなく、何らかの根本的対策が必要だろう。
大会を減らすと、また増やす連中が現れるわけだからね。

そんななかで、のんびりしているJリーグは、
日本サッカーを育成する意味では、世界と較べ、
遥かに機能しそうなモノなのだが…体制に問題があるんだろうな。

Ak.
posted by Ak. at 12:50| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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