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今後は「インディジョーンズ」「JUNO」「イースタンプロミス」ほか

2005年12月17日

日本のサッカーが「文化」になる日

シドニーFC対アルアハリは、予想どおりの凡戦。
アルアハリが圧倒するかと思いきや、
やる気のないシュートが多すぎて入らない。
相手が下手すぎると、自分も気合いが抜けて、
下手になってしまうのはよくある展開。

その結果、シドニーが勝ったわけだが、
この試合でいちばん印象に残ったのは結果ではない。
シドニー監督のリトバルスキーが見せた、哀しい横顔である。

88分。交代の合図。相手はカズだった。
これに対してスタンドからは大ブーイングが。
リティは交代を取りやめ、カズを残した。

そのときの彼の哀しい顔が焼きついてしまった。
自分も全く同じ思いだったからだ。

88分で交代する選手というのは、
「その日、いちばん活躍したヒーロー」なのだ。
決して、その選手に見切りをつけたわけではない。
戦術的でもない。サッカーならではの粋な演出なのだ。

なぜなら、最後までピッチに残ってしまったら、
スタジアムの観客は、誰か特定の人に拍手できない。

でも、交代の時は違う。
下がっていく選手に対して、どれだけ拍手が来るか。
そこで観客は、その選手個人に対する評価を表すことができる。

そのために、88分で「今日の主役」を下げるのだ。
圧勝の展開、ホームチームがよくやる演出である。
プレミアはもちろん、それは欧州各国でよく観る光景なのだ。

それをリティは1点リードの状態で決断した。
「カズに拍手を」
万感の想いを込めた交代だったはずだ。
1点差でも、勝負よりも大事だと決めた交代だったはずだ。

でも、それを日本人は分からなかった。
少なくとも、国立に来ていた観客の大半は。
彼らはこともあろうに、ブーイングを始めた。
リティの期待とは、全く逆の行動だったはずだ。

交代を取り下げたリティの、哀しそうな顔ときたら。
「どうしてみんな、分かってくれないんだ」
僕も全く同じ想いだった。
交代札を観た瞬間、「リティ、やるな」と思ったのに。

日本サッカーの未熟さは、こんなところに見え隠れしている。
選手だけではない。観客、サポーターの未熟さ。
「日本はサポーターじゃない、赤ん坊を見守る親バカだ」
と言われるのは、こんなところにも理由があるだろう。

F組に入って「こりゃ行けるかもしれない」なんて、
思ってるスポーツ新聞の記事を観ても、辟易する。
どうしてもう少し、現実をよく見てみないのか。

本当の強さがほしいなら、闇雲に応援するだけでは駄目だ。
立派な子どもを育てるなら、褒めるだけでは駄目だ。
時には叱咤し、大声で叫ぶことも重要なのだ。
サイドラインの客から、コーチングのひとつも聞こえないと。
それを「うるさい」と怒るヤツがいるのはオカシすぎる。

まだまだ、日本のサッカーはスポーツで、
「文化」として根づいていない。
それはいったい、いつになることやら。
今日の事件は、そんな現実をまざまざと見せつけられた気がした。









posted by Ak. at 01:21| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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トヨタ杯シドニーFC勝利で5位
Excerpt: トヨタ杯5位決定戦でシドニーFC対アルアハリで シドニーFCが2−1で勝利して5位になった
Weblog: 芸能&スポーツ瓦版
Tracked: 2005-12-17 11:45
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