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★★★★☆「つぐない」
 ★★★★「4ヶ月、3週と2日」
 ★★★★「マイブルーベリーナイツ」
 ★★★☆「モンテーニュ通りのカフェ」
 ★★★☆「マンデラの名もなき看守」
 ★★★☆「愛おしき隣人」
  ★★★「ブレス」
  ★★★「ノーカントリー」
  ★★★「ランジェ公爵夫人」
  ★★★「王妃の紋章」
  ★★★「フィクサー」
  ★★☆「I'm not there.」
  ★★☆「There Will Be Blood」
  ★★☆「ミスト」
   ★★「チャーリーウィルソンズウォー」

今後は「インディジョーンズ」「JUNO」「イースタンプロミス」ほか

2008年08月13日

メルマガVol.814「純喫茶磯辺」★★☆

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☆ ★ ☆  映画のなかの人生、映画のような人生。 ★ ☆ ★
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【映画とは、人生を2時間で切りとるもの】
映画が魅せる、人間のやさしさ、弱さ、強さを、いっそう鮮烈に、
そしてもっと映画を観たくなる、ひと味違うメールマガジン。


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  Vol.814「純喫茶磯辺」★★☆       2008.7.14(月)
 ̄               ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  【1】STORY
   ぐうたらオヤジが遺産を使って喫茶店を始めてしまった。
   一人娘の女子高生は、イヤイヤながらも手伝うのだが…。

  【2】Michelin
   テアトル新宿、渋谷シネアミューズでの2館上映。やや混み。

  【3】Review
   役者はいいし、ギャグはキレているが、掘り下げは甘いかな。

  【4】Column
   昔も今も、喫茶店は貴重な「出会い系」の場所である。

_________________________________________________Cafe Isobe

ついに結婚してしまった麻生久美子さんが、久々にスクリーンに。
大変残念…なのはともかく、主演にはクセモノの宮迫博之を配し、
場末の喫茶店を舞台に、ちょっとした青春ドラマと人間模様が
繰り広げられる、っていう展開らしい。予告編は楽しかったですが。

<オフィシャルサイト>
http://www.isobe-movie.com/


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┃1┃ STORY (観ていないあなたへ)
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長く妻と別れ、転がってきた遺産でぐうたらしているオヤジに、
一人娘の女子高生はうんざり気味。ところがある日、そのオヤジが
喫茶店を始めるという。名前も店内も最低のセンスの喫茶店だが、
美人のおねーさんがバイトを始めた頃から、客が入りはじめ…。


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┃2┃ 上映館ミシュラン (観ていないあなたへ)
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テアトル新宿、渋谷シネアミューズでの2館上映ですね。
まあ、それなりに混んでいるみたいです。
新宿はいま、全席指定になってますし、
副都心線もできて、けっこう便利かも。

▼新宿 テアトル新宿
11:20/13:50/16:20/18:50〜21:00(終)

▼渋谷 シネ・アミューズ イースト/ウエスト
11:15/13:45/16:15/18:45〜21:00(終)


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┃3┃ Review (観おわったあなたへ)
┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【ポイント】★★☆

<内訳>
テーマ   :★★
ストーリー :★★
キャスト  :★★★★
スタッフ  :★★★★

>テーマ ★★
すがすがしい内容で、話し下手な人々が奇妙にすれ違っていく、
楽しいのだが、もう一段、人物を掘り下げないとやや厳しい。

>ストーリー ★★<
特にテーマがないので、ダラダラしてはいるが、絶妙なギャグが
次々と展開するので、観ていて飽きない。最後まで笑えます。

>キャスト ★★★★<
宮迫博之のクセモノぶりは「蛇イチゴ」以来健在。仲里依沙は
純朴な魅力を振りまき、麻生さんもステキ、キャストは抜群。

>スタッフ ★★★★<
この細かいギャグが見事に並ぶ演出は、ただ者ではないと感じる。
またCKBの音楽が、開放感のある雰囲気にぴったりとマッチ。

>総評 ★★☆<
面白かったですね。このギャグは何でしょうか。
「あなごめし、あなごめし、あなごめし…」だけで、
筆者のハートに突き刺さりました。大笑いです。

筆者はこういう、「こういう人いるよね」という、
突っ込み満載な小ネタが大好きなので、
キャスティングや音楽の作り方も含めて、
このセンスの良さには、最後まで感心しました。

一方で、もう少し、誰がどういう人なのかを、
主要人物については、明らかにしていかないと。
麻生さんが本当はどんな人だったのか、
あの小説家はなんだったのか、何かがあれば、
もっと深く、もっと考えさせることができたはず。

面白いんだけどな…でもこの監督は凄いです。
吉田恵輔監督。覚えておかないといけません。


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┃4┃ Column (観おわったあなたへ)
┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

トンと、喫茶店には行かなくなった。
ひいきにしていた店がなくなったからだ。

しかし、この映画を観ると、
何となく喫茶店の世界が恋しい。
そこは、見たこともない人々が、
なぜか集まってくる、交差点である。

そこには、怪しいマスターがいて、
マスターよりも怪しい客がいたりして。
店員に声を掛けるのが目的の客もいれば、
私のように、書斎代わりにしている客もいる。

気持ちがいい客ばかりではないが、
それだけに、面白い発見も多い場所だ。

飲み屋でも、「とりあえず」を連発する客、
オーダーに条件分岐がたくさんある店など、
いろんな発見はあるが、喫茶店は昼間の場所。
比較的静かな空間に、響く会話自体が面白いのだ。

その雰囲気を統率するかのように、
店員の存在が、店の雰囲気を決めてしまう。
明るい声が響けば、それを求める客が来る。
しゃがれた声が響けば、また違った客も来る。

喫茶店で働くということは、
小さな世界を支配しているのだ。
マスターと店員の出逢いもあれば、
もちろんお客さんたちとの出逢いもある。

普段、ひとりで生きていると、
これだけの出逢いに恵まれることはない。

1人で生きていると、なかなか自己主張できず、
「あれじゃん」とか「いいんだよ」とか、
ちゃんと、自分を説明できなくなるけれど。

もちろん、いいことばかりじゃないけれど。
ずっと人と話していると、出逢っていると、
思いが通じなくて、イヤな想いもするけれど。

後から振り返ってみると、それも懐かしい。
あの人が、「あれじゃん」と言っていた、
「あれ」の理由が、分かってくる気がする。
ちょっとだけ他人を、理解できる気がしてくる。

昔から、脱サラして喫茶店を始める人は多いらしいが。
それはきっと、昔も今も喫茶店が、
そんな出逢いに溢れているからなのだろう。

だから、一人暮らしをしていると、
そんな喫茶店にたまに寄りたくなるのだ。
まあ、雰囲気のいい店は、なかなか見つけづらくて、
それだけに探すのも、おっくうになってしまうのだが。

2008/7/14 テアトル新宿にて。


┳━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃6┃ 次回予告 ほか
┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
その他、筆者からのお知らせなどなど。


★次回予告「カメレオン」……………………………………………

松田優作向けに描かれたという脚本を、藤原竜也主演で映画化。
これだけで、もう賛否両論分かれるでしょう。まあ、仕方ない。
息子を持ってくるとは思えないし。監督は阪本順治。となると、
バイオレンスは安心としても、問題はエンターテイメントかなあ。

で、次回もお楽しみに。次回は水曜の予定。
http://www.c-leon.jp/


★今後の予定など………………………………………………………

あっという間に今年も7月。
夏休みをひかえて待っているのは…、
そうか、ジブリの新作ですね。
うーん、そろそろ面白くない予感もあるが。どうなんだろ。

「崖の上のポニョ」http://www.ghibli.jp/ponyo/
「ジャージの二人」http://ja-zi2.jp/
「たみおのしあわせ」http://tamiono.jp/indexp.html
「帰らない日々」http://www.kaeranaihibi.jp/
「敵こそ、我が友」http://www.teki-tomo.jp/

というわけで、これからもお楽しみに。


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小さなコメントや、筆者へのリクエストを書き込めます。

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【映画のなかの人生、映画のような人生。】
 Vol.814 2008年7月14日
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