現在公開中の作品一覧(首都圏)

★★★★☆「つぐない」
 ★★★★「4ヶ月、3週と2日」
 ★★★★「マイブルーベリーナイツ」
 ★★★☆「モンテーニュ通りのカフェ」
 ★★★☆「マンデラの名もなき看守」
 ★★★☆「愛おしき隣人」
  ★★★「ブレス」
  ★★★「ノーカントリー」
  ★★★「ランジェ公爵夫人」
  ★★★「王妃の紋章」
  ★★★「フィクサー」
  ★★☆「I'm not there.」
  ★★☆「There Will Be Blood」
  ★★☆「ミスト」
   ★★「チャーリーウィルソンズウォー」

今後は「インディジョーンズ」「JUNO」「イースタンプロミス」ほか

2008年06月19日

メルマガVol.800「パリ、恋人たちの2日間」★★★


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☆ ★ ☆  映画のなかの人生、映画のような人生。 ★ ☆ ★
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【映画とは、人生を2時間で切りとるもの】
映画が魅せる、人間のやさしさ、弱さ、強さを、いっそう鮮烈に、
そしてもっと映画を観たくなる、ひと味違うメールマガジン。


_                    ________
  Vol.800「パリ、恋人たちの2日間」★★★ 2008.5.30(金)
 ̄                     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  【1】STORY
   アメリカ人の恋人と一緒に、パリの実家に戻ってきた女。
   神経質な彼氏は、彼女の強烈な家族に振り回され続ける。

  【2】Michelin
   恵比寿、新宿ガーデンシネマで上映中。週末は混むかな?

  【3】Review
   どぎついジョーク満載、これぞ「ミート・ザ・フレンチ」。

  【4】Column
   おしゃれで、瀟洒な、ロマンスのパリ、は、嘘っぱち。

____________________________________________2 days in Paris

ジュリー・デルピーが、ついに自分で監督・主演した恋愛ドラマ。
アメリカ人の彼氏とパリを旅するうちに、彼女の過去が明かされて、
ドタバタのうちに、微妙に二人の関係が変化していく物語らしい。
要は「ビフォア・サンセット」などのフランス版…とは全く別!

<オフィシャルサイト>
http://www.paris-2days.com/


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┃1┃ STORY (観ていないあなたへ)
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米国人の恋人と一緒に、パリの実家に戻ってきた女。しかし、
神経質な彼氏は、言葉も通じない彼女の家族を相手に四苦八苦。
しかもその家族はみんな、強烈な個性のキャラばかり、その上、
路上で彼女は次々と元カレに遭遇、事件を繰り返していく…。


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┃2┃ 上映館ミシュラン (観ていないあなたへ)
┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

恵比寿、新宿のガーデンシネマでやってます。
まあ、恵比寿の方が広いのかな?

週末はちょっと混んでるみたいです。
サイトもよく更新されているようなので、
参考にしてみてください。
http://www.kadokawa-gardencinema.jp/yebisu/movie/10194/

▼恵比寿 恵比寿ガーデンシネマ
10:35/12:35/14:50/17:05/19:20〜21:20(終)
※ 10:35の回は予告編上映なし

▼新宿 新宿ガーデンシネマ
〜6/8(日) 10:25/12:40/14:55/17:10/19:25〜21:20(終)


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┃3┃ Review (観おわったあなたへ)
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【ポイント】★★★

<内訳>
テーマ   :★★★★
ストーリー :★★★
キャスト  :★★★
スタッフ  :★★★

>テーマ ★★★★<
なぜか世界にはびこるフランスのステレオタイプを根底から覆す、
フランス人らしい徹底した独立宣言に、苦笑すること請け合い。

>ストーリー ★★★<
なぜか知らないが次々とドタバタが発生し、どぎついジョークも、
ひどい下ネタも、不可解なお説教も、あっという間の100分。

>キャスト ★★★<
振り回されるうちに、次第にベン・スティラーに見えてくる、
ゴールドバーグに心から同情。美人らしく見せないデルピーも○。

>スタッフ ★★★<
恐らく、これまで「フランス」というステレオタイプに対して、
振り回され続けたデルピーの怨念を感じる。徹底した破壊劇。

>総評 ★★★<
うーん。これは、恋愛映画じゃないでしょう。
いわゆる、フランス映画でも、ないと思います。
たぶん、正真正銘の「フランスの」映画でしょうね。

この映画は、フランス語が分かるとつまらないかも。
とにかく、言葉も知らない場所に放り込まれ、
次々と予測不能な事態に巻き込まれ、悩まされる、
彼氏の様子は…ああ、これは「ミート・ザ・ペアレンツ」だ!

ただ、無茶なのは両親だけじゃない。
フランス中がこの映画では、過激です。
この映画を観たら、フランス観光を中止にしたくなる。

徹底してフランスのイメージをたたき壊す、
素晴らしい映画であり、驚きの映画です。
まあ、本当に実際はこうじゃないと思いますが…。


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┃4┃ Column (観おわったあなたへ)
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フランスといえば、何を思い浮かべるだろう。
ファッションの街。ロマンスの街。
シャンゼリゼのカフェ、エスプリの効いた会話。

なんてイメージがあるかもしれない。
フランス女性、パリジェンヌもそうかも。
どこかの恋愛映画のように、パリには、
奔放で、純真な女性が、観光客と恋に落ちたり…

…するわけない。絶対に、ない。

ジュリー・デルピーは知っている。
なぜなら彼女は、フランス人だから!!

アメリカ人の彼氏が、彼女の実家に来て、
次々と見てしまったのは、彼女の赤裸々な本性。

セックスしか頭にない父親。
とにかく口うるさい母親。
全く自分を歓迎しない妹。

そして行く先々で出逢う元カレ。
時には彼女が惹かれていったり。
時には彼女がケンカを売ったり。

ナンパしたかと思えば、ナンパされ、
キスをしたかと思えば、キスをする。
あれが詩人?有望なアーティスト?
どうして?ただのスケベ連中じゃないか?!

しかし、彼氏は全く手出しができない。
彼はフランス語が話せないんだから。
バカにされても、コケにされても、
ただ笑って、せいぜい英語で怒るだけ。

…フランス人って、こんな人たちだったっけ?
その前に、そもそも彼女も、こんな女だった?

ひょっとしたら、彼は彼女に夢を見ていたのかも。
彼女はステキなパリジェンヌだと、
どこかで現実を見ていなかったのかも。

彼女も彼女で、嘘をついていたのかも。
mensonge=ウソで、彼氏を引き留めていたのかも。
パリやフランスの仮面をまとって、
キレイな女のフリをしていただけで。

でも、本当のフランスってこうなのよ。
でも、本当の私って、こうなのよ。

いけない?常に自己主張しちゃいけない?
意見の違う相手に、ケンカ売っちゃいけない?
ちょっと気のある相手と、関係しちゃいけない?

だって、それがこの国の流儀なのよ。
私の生き方なのよ。きっと夢みてたのね。
本当の自分は愛されないと、どこかで思ってる。

どの国にもイメージがあるように、
恋人にもウソはつきものである。

日本に来たら、ちょんまげの男が、
桜並木でアナタを誘ったりしないように。
パリに来たら、かわいいパリジェンヌが、
セーヌの岸辺を散策してくれるワケじゃない。

いつか本当の姿で、分かりあえたら。
不完全だからこそ、人は愛し合える。
イメージどおりじゃない恋人のことも、
いつか、きっと、許しあえる時が来るのかも知れない。

2008/5/30 恵比寿ガーデンシネマにて。


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┃6┃ 次回予告 ほか
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その他、筆者からのお知らせなどなど。


★次回予告「アウェイフロムハー」…………………………………

こちらはアメリカの若き女優、サラ・ポーリーによる監督・脚本。
最初はアイドルっぽい雰囲気だった彼女も、いまや大女優になり、
ついにはこの映画でオスカーにノミネートされたりしてしまった。
才媛だったんですねえ…そんなにぶ厚い恋愛ドラマなのかなあ。

で、次回もお楽しみに。次回は来週火曜の予定。
http://www.kimiomo.com/


★今後の予定など………………………………………………………

来月はだいたい、以下のような予定。
最大の話題作はやっぱり「インディジョーンズ」。
相当、混むんだろうなあ…凄そうだなあ…。

そしてオスカー受賞作の「JUNO」。
エレン・ペイジが芸達者だと言うことは、
前作で証明されては、いたわけですが。

個人的に気になるのは、クローネンバーグだなあ。
「イースタンプロミス」は、前作と同じく、
ヴィゴ・モーテンセンと組んだサスペンス映画。
ノワールな雰囲気が、他とは一線を画しそう。

というわけで、これからもお楽しみに。

「山桜」http://yamazakura-movie.com/
「ぐるりのこと。」http://www.gururinokoto.jp/
「シークレットサンシャイン」
http://www.cinemart.co.jp/sunshine/
「リボルバー」http://www.astaire.co.jp/revolver/
「JUNO」http://movies.foxjapan.com/juno/
「イースタンプロミス」http://www.easternpromise.jp/
「ぼくの大切なともだち」
http://www.wisepolicy.com/mon_meilleur_ami/
「インディ・ジョーンズ クリスタルスカルの王国」
http://www.indianajones.jp/
「西の魔女が死んだ」http://nishimajo.com/
「歩いても 歩いても」http://www.aruitemo.com/
「告発のとき」http://www.kokuhatsu.jp/


★最新情報はブログにて!!…………………………………………

ブログには過去掲載作などがまとめて載っています。
http://filmandlife.seesaa.net/

※ 実はケータイからも同じアドレスでみられます。要Check!

ブログなら、かしこまったメールをすることもなく、
小さなコメントや、筆者へのリクエストを書き込めます。

また、筆者が映画を見終わった直後の感想や、休刊情報、
映画とは全く関係ない筆者の近況まで、いろいろ掲載中。
ぜひぜひアクセスしてください!!


★これまでのバックナンバー…………………………………………

バックナンバー、メルマガの紹介や登録関係などについては、
それぞれ以下のページをご参照くださいませ。

http://www.mag2.com/m/0000197069.html(まぐまぐ)
http://www.melma.com/backnumber_33635/(メルマ)

メルマのバックナンバーは、第1号から掲載されています。
ただし検索機能がついておりませんので、
ここ2年については、ブログの方が探しやすいと思います。
http://filmandlife.seesaa.net/(筆者のブログ)


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
【映画のなかの人生、映画のような人生。】
 Vol.800 2008年5月30日
 発行者:Ak. http://filmandlife.seesaa.net/
 (C)2001-2008 Ak. All rights reserved.
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posted by Ak. at 10:02| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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